万人の矜持を無に帰す、検便と云う儀式
こんばんは。
朝読む方は、おはようございます。でれくです
大学3年生のすさみきった生活を送っている男です
先日大反響となった(なってない)記事。
"う○こ"に関するきったねぇお話でしたが、おそらくみんなう○こが好きなんだと思います。どんな記事もこの記事へのアクセス数に敵いません
この出来事に思いを馳せていると、う○こに関するエピソードがまだ2つ思い出されたのです
今日はそのうちの1つ、検便のお話をさせていただこうと思います。お時間が許すならばどうかお楽しみください
さて、先述の記事ではクラスメイトのう○こを集めた話をしましたが、今度は僕のう○こに重きをおいた話です
どうか戻るボタンを押さないでください
大学1年生の冬から大学3年生の夏まで、アルバイト2種類(映画館とカフェ)を掛け持ちしていたのですが、カフェでは、毎月保菌検査が行われていました
期日までに自分の便を採取してカフェに持っていくんです、実のところ持っていかなくても怒られはしませんでしたが・・・
シフトに入る日数が極端に少なくなければ、僕もしっかり提出していました
ちなみに皆さん、検便ってしたことありますか?
僕はあります
結構骨の折れる作業なんですよね、コツが要ります
まず、排便して、う○こがポチャンと水に沈んではダメです。水に入っていない状態で採取しないと、菌が腸由来かわからないので。
そこで便座に逆向きに座るんです。いつもは背を向けている貯水タンクに向かい合う形ですね
んで、プリッといくんです
ン〜、快便
良いのが出たらお待ちかねの採取です
最近の保菌検査キットは便利で、筒状の小さい入れ物の蓋をねじって開けると、蓋側に綿棒みたいなのがついてるんです
それで便をちょちょいっと突っつくと棒に某が付着して、そのまま入れ物に入れて蓋を閉めるだけ。
絶対に手は汚れないです
さぁ、う○ことご対面。検査キットの蓋を開けて便を突っつきます
ツンツンツンツン・・・なかなか付かない
なんだか心がチクチクする。自分の排出したホニャララを棒で突っつく行動は端から見れば滑稽そのもの。他人に見られることは無いにしろ、メンタルの崩壊の音が聞こえてくる
頭の中に"辞めたい"の4文字がよぎる。しかし便は棒にうまく付かない。僕は便を突っつく。心がチクチクする。
心・・・。
心・・・?
私はこう言った
ン〜、快便
皆さんは、"りっしんべん"をご存知だろうか。
「快」の字の左側の「小」みたいなパーツ。これがりっしんべんという、漢字の部首である
りっしんべんを含む漢字というのは、共通の意味テーマを持つ。それは心だ
成る程、「心」という文字を砕いて書いてみるとりっしんべんに似た模様が出来上がる
では、右側は?
ーーここで漢字についてのプチ知識。左側と右側が綺麗に分かれている漢字は、左側が漢字の意味、右側が漢字の音読みを表すことが多いという。
つまり「快」は「決」である
「ケツ」なのである
そう
私はケツから心そのものを漏らし、快便と宣っていたのである
いや寧ろ、それが「快」という語なのである
ーーすなわち。僕が突っついていたのは私の心だったのであります。チクチク、チクチクと、僕は厠で独り黙々と自らの心を突いていたのです
やっとの思いで便を採取し水を流す。僕の心が流れていく。しかし僕の中の荒んだ心は留まり続ける
つらかったんです
いやまじでほんまに
今、ベッドライトだけが付いた薄暗い部屋で、うんこに苛まれ続けた四半生を省みています
あっ、○忘れたやっべ
まだの機会があれば是非、一度は自分のう○こを突っついてみてください。きっと長い人生、一度くらい検便することがあると思います
検便したことがある人で、えっそんなメンタルしんどい?ってなった方。
おめでとうございます、あなたの心はでれくの心より強いです
良い締めの言葉が思いつきません。
次回、う○こ第3弾になりますが、こちらは僕のお尻の締めが良くないお話です
ありがとうございました。
お目汚し失礼いたしました。