21歳で読書感想文を書くとどうなるだろう
みなさんおはようございます、眠い目をこすらず(こすると目に悪いので)記事を書き始めました
何度か前の記事で本を読んでみたいな、なんて言っていたのを覚えている方はいらっしゃるでしょうか
あれから兄に何冊かオススメの本を紹介してもらってようやく1冊は読み終えたので、せっかくならばと感想文を書くことにしました
読んだのはフランツ・カフカの「変身」
(こういうところでアマゾン商品紹介を使えよ、と言われそうですが何文庫だったか忘れた…)
そもそも21歳にもなってまだこんな本さえ読んだことなかったのか、って感じですよね
今まで全く本を読んでこなかったんです、ダメですね
さて、まずはあらすじから
主人公のグレゴール・ザムザ(社会人です)は朝起きると虫になってました、それも毒虫。禍々しさを感じますよね、この言葉
グレゴールは実家暮らしで家族と仲良く暮らしてたわけですが、毒虫になってから家族が冷たい。それはそう。毒虫になったんだもの。
んでグレゴールが変身したことで家族の生活に影響が出てくるんです。家の使用人に逃げられたり、働けなくなったグレゴールの代わりにみんなで一所懸命働いたり
一方グレゴールは家族ということで気を遣われながらもやはり邪険に扱われ続け、だんだん弱っていくんですよね
あえて結末まで書きませんが、そんな寂しいお話です
近現代でも突然体が不自由になったりした家族の一員が家族全体の営みに影響を及ぼしてしまって皆に疎まれる、なんてよく聞く話ですよね
ここからは感想になるんですが、まずは一言、
辛い。
もともと語彙力のない自分が、さらに語彙を失うほどに心を無にされる
というか一つの小説として面白味が薄かったとは思います
主人公が変化を遂げたところがピーク。それ以降は凝った表現もなく(ここは訳者さんの問題かも)彼の心情と家族間での出来事が書き連ねられている
ラストも予想通りといえば予想通りで、あまりにもあっさりしている
何が言いたいかを最後に簡潔にまとめるとすれば、
読んだことない方は読んでみてください!最初の10ページぐらい!
って感じです
ちなみに未読ですが「変身」のあとに「ある戦いの描写」という物語が収録されていました
たぶんそっちのほうが面白いとおもいます
これで感想は終わりですが、21歳まで何も読んでこなかったせいか、「変身」からこれ以上のことは読み取れませんでした。感想文ももっとマシに書けるかと思っていたんですが…
とかく自分の感性を豊かにするために、また、面白いと思える作品に出会うためにも、これからも本を読んでいこうとは思います
作品のいいところばっかり、10000文字ぐらいブログでべた褒めできるような作品があるといいなあ(非難するところもあって然るべきかも)
ちなみに、本の中ではなく身の回り(自分ではないです)で起こってるストーリーがあまりにワクワクするものなので続きが早く知りたいです。ハッピーエンドだといいなあ